知覧特攻平和会館~僕にとって青春とは~

    九州の旅の2日目はまず知覧にいきました。
    知覧特攻平和会館。

    昔、野口五郎さんが日生劇場で「僕にとって青春とは」
    という歌を歌われました。
    今回 この平和会館を見終わったあと
    「あぁ なんてあの歌は 素晴らしい歌だったのだろう」と
    今さらながらしみじみと思いました。

    今掲示板にこのことを書きながら
    また思い出してすごく泣けてしまい
    熱く書いてしまいましたので
    それをこちらにも移させていただきます。

    会館には色々な資料がありましたが
    特攻隊で出撃された方の写真と
     家族に宛てた手紙などがたくさん展示してありました。

    読まれる方が鼻をすすられるような音があちこちで聞こえてきて
    ハンカチで目頭を押さえる方もありました。

    私は 泣くまいと思って
    できるだけ淡々と見て歩いて
    そして 講演がありましたので そのお話を
    席に座って聴いたのですが

    聴き終わる頃にはもう 
    涙が流れてどうしようもなくて止まらないのです。

    どんな気持ちで 出撃されたのか
    いろんな想いはあったと思いますが
    お国のため、家族のため、
    最後まで 本当に立派すぎるほどに立派な姿なのですよ。
    それが まだ20歳にも満たない少年たちなんです。

    出撃の日の写真も飾ってあり、講演でも説明を受けました。

    犬を抱き写真に収まる隊員たちの笑顔、
    出撃20分前、いつもは食べられない
    白いご飯のおむすびを食べている時の写真、
    別れの盃を交わす写真
    出撃で飛行機が飛び立つときの写真・・・。

    みんな笑顔で、信じられないくらいです。

    遺書には 笑顔で行ってきます、と 書かれていますが
    心の中はきっと違っていたでしょう。

    けれど 旅立つ自分のことより
    残される母や家族のことを考えられたのでしょう。


    このような方々の犠牲のもとに
    今の何の苦労もない 私たちの生活があることを考えるとき、
    私たちは平和を守り、
    もっとしっかりときちんと生きなくてはと思いました。

    そして、五郎さんの「僕にとって青春とは」という歌が
    今さらながら 本当によくわかりました。
    あの歌は 本当に大切な歌だと 今さらながらしみじみと思いました。

    「必勝を信じ君たちの多幸を願い
     これまでの不幸をお詫びして・・・・」


    この言葉はまさに特攻隊員の言葉そのものなのですが
    この言葉の奥深くにある
    ひとりひとりの心の中の感情を
    私たちは感じとらなければならないと思います。

    「お母さんだけが 私を知ってくれるので
    私は安心して 行けます」


    この歌詞の重みを私はとても今感じています。

    言いたいことがあったとしても
    決して言えることではなかったでしょう。

    けれど誰もわかってくれなくても
    お母さんだけはきっとわかってくれる。
    何も言わなくても
    お母さんだけはわかってくれているはずだ。

    そう思えばこそ 誇らしく出撃出来たのでしょう。

    こんな悲しみは繰り返してはいけないと思います。

    知覧は 特別な場所でした。
    町も美しくて品がありました。
    深く心に残る場所となりました。

    どうぞ安らかに、と
    祈らずにはいられません。
    DSC_0573.jpg
    こちらは知覧特攻平和会館。
    DSCF6123.jpg
    知覧の街路樹は松。
    これにはありませんが
    平和会館へ続く道路には
    等間隔で灯篭が立っていました。
    「安らかに」という祈りと
    誇りが感じられる町でした。
    DSCF6125.jpg
    武家屋敷通りも
    とても美しかったです。
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    いえいえ

    5月21日が結婚記念日なのですか!!
    おめでとうございます。
    爽やかな良い季節に
    すてきな音楽とともに
    新しい人生をスタートされたのですね。
    これもまたすてきなお話、
    ありがとう!!

    Re: 知覧行きました

    ユキユキさんありがとう。
    そうですか。
    行かれていたのですね。

    特攻隊員の方の
    家族に宛てたお手紙などたくさん展示してありましたね。
    涙なくして 読むことはできませんね。
    みなさん 読みながら すすり泣いていらっしゃいました。

    もしも自分の息子たちが・・・とか
    考えると
    とても耐えられないことです。

    尊い命の犠牲のもとに
    今の平和な日本があるということ 忘れてはいけませんね。

    ユキユキさんのお言葉に
    さらに考えさせられました。
    ありがとう。

    追伸 どうでもいいことですが

    のりえさんの記事を読み返して気づいたのですがこの記事を書いた日が私の結婚記念日でちょうど銀婚式を迎えた日でした。どうでもいいことですみません。

    知覧行きました

    私は昭和63年に行きましたがまだ出来たばかりでとても綺麗な記念館だったと思います。戦争当時旅立つ若者たちの賄いをしていたというおばあさんがいらして当時の話をして下さいました。その話が生々しくて涙なしには聞けませんでした。
    本当に五郎さんの歌の通りの世界がそこにあり頭の中を五郎さんの歌が回っていました。
    私は勤めていた高校の修学旅行の引率で行ったのですが生徒たちもみんな泣いていて号泣している子もいました。多感な時期に自分たちと同じ年頃の死に行く少年たちの遺書に出会い得たものは大きかったと思います。
    「戦争というと広島長崎のイメージが強く知覧を知る人はあまりいませんがこの知覧こそ皆さんに知って欲しい。」
    と記念館の方が挨拶して下さいましたが本当にそう思いました。
    先生たちとの反省会で来年の修学旅行にもこの記念館はコースに入れるように申し送り事項に書いた記憶があります。
    私は知覧に行く数年前に広島の平和記念館にも行ったのですが知覧の方が生々しくて泣けて泣けて大変でした。
    その修学旅行で長崎の平和公園、原爆資料館にも行きましたが知覧の印象が強すぎてこちらの方はあまり覚えていません。

    ありがとう。

    m.mさん 読んでくださってありがとう。
    あの場所に行って
    この目で 遺書を読み
    写真を見て
    講演で詳しくお話を聴いた時
    あぁ、 本当に
    「僕にとって青春とは」の歌が
    なんて素晴らしい歌だったのかと
    あらためて実感しました。

    もし鹿児島行かれることがあれば
    ぜひ知覧には行かれてください。
    心に深く残るすてきな町ですし
    特別に品のある町ですから。

    お茶もおいしいよ~。

    読ませていただきました

    僕にとって青春とは…
    ライブで聞いたあの日を忘れません。

    有難うございました。
    可能なら一度行ってみたいと思います。
    本当に有難うございました。
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    ささきのりえ

    Author:ささきのりえ
    きものと日本舞踊と
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