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    復刻されていた、森田童子。

    id_7832976171.jpg
    中学時代、私は森田童子の歌に出逢いました。
    姉が持っていたレコードをこっそりと聞いたのです。

    衝撃的でした。

    自分のことを「僕」と唄い
    正体不明で 名前だけでは性別も不明でしたが
    歌を聞くと 甘い甘い 高い声でした。
    そして どうしようもなく哀しいのでした。

    私は幼いながら
    何故に生まれてきたのか 常に考えていました。

    どうしてかというと
    まず小さい頃より車酔いがすごくて
    まったく乗り物に乗れない、ということがありました。
    乗り物に乗って外に出ることが出来ませんでしたし
    外に出て行きたくありませんでした。

    そして私はとても病弱でした。
    扁桃腺で高熱が出ては学校を休み、寝ていました。

    父はむっつりとして 気難しい大正生まれの人で
    スキンシップなどまったくありませんでした。
    幼い私は 父が怖くてたまりませんでした。

    私にとって母は私のすべてで
    私は母が大好きでしたが
    母は生活のために朝から晩まで
    外に出て仕事をしていました。
    いつも母親の帰りを待つ日々でした。

    私はいつも不安の中で
    さみしさとともに生きていました。

    私は 真面目でしたが
    夢は持ってはいけないと考えていました。

    最近悟ることですが
    この世は 前世のやり直しをさせられているのだと思います。
    出来なかったことの課題をもう一度やっているのでしょう。
    だからこんな人生なのだと思います。

    幼い日
    泣きたい時は森田童子さんの歌を聴いて
    いつも思い切り泣きました。
    そうすると 気持ちも切り替わって
    前に進めていました。

    LPは ちゃっかり自分のところに持って来てはいましたが
    生活にレコードプレーヤーで聴く習慣がなく あまり聴くことがありませんでした。

    大好きなアルバムが 復刻されていたことを
    つい先日知り、
    届いてきたCDを聴いたら
    鳥肌が立って 胸にこみ上げるものがありました。

    彼女の歌は 私の秘密基地みたいなものですから
    とてもうれしかったです。

    まだ生かされているということは
    クリアしなければならない課題があるからなのでしょう。
    試練の多い人生でしたが
    いつかあちらの世界に行ったときには
    褒めてもらえるような気がします。


    久しぶりだね 本当に
    久しぶりだね
    淋しかったぼくは
    いまでもやさしいあなたの
    そばにいると 涙が
    こぼれてしまう
    とても 長い時が 過ぎたのネ
              「君は変わっちゃったネ」

    id_5864151581.jpg

    私が過去に書いた 森田童子さんの記事です。
    「グッド・バイ 森田童子」
    http://norieroom.blog121.fc2.com/blog-entry-845.html
    「謎の森田童子」
    http://norieroom.blog121.fc2.com/blog-entry-292.htm
    「さよならぼくのともだち」
    https://ameblo.jp/inmylogbook/entry-10161103666.html
    「早春にて」
    https://ameblo.jp/inmylogbook/entry-10161174365.html
    「たんごの節句」
    https://ameblo.jp/inmylogbook/entry-10161622650.html
    「たとえばぼくが死んだら」
    https://ameblo.jp/inmylogbook/entry-10161634195.html
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    No title

    通りすがりでございます。森田童子が過ごした家が、国分寺北口
    徒歩4分位の日立中央研究所の通りを、西武線を渡った最初の
    断歩道の右側にありました。現在は3階建ての綺麗な住宅が
    建っています。
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    きものと日本舞踊と
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