2021.03.05
お稽古着

今日は日舞のお稽古でした。
私は お稽古には小紋で半幅帯を結わえて行きます。
名古屋帯でも良いけれど あまり名古屋帯は持っていません。
この小紋はリサイクル着物てすが
ほとんど着てなかったようで
ほぼ新品でした。
控えめな柄ですが 差し色に赤が使われているのがかわいいです。
そしてこの着物は 多分ずいぶん昔に作られたもののようで
衿にもボタンでなく 糸で引っ張る形になっていて
裏地が朱色・・・という点からも
多分40年以上は前に作ったものではないかなぁ・・・とか思いました。
しかし 着物というものは 時代が変わっても
ずっと着られますし
時代が古ければ古いなりに良さもあって
特に生地については
昔のものの方か良いものが多く
奥が深いです。
日舞の稽古は 今日もダメ出しをいっぱいいただいて
本当に困ったものですが
何しろ 自然な動きが難しく
ついつい作ってしまうクセがあるので
クセを取ることに苦労しています。
小さいころのクセが
いまだに抜けないのです。
とほほ。
体幹が大事だと
今日も師匠に教わりましたが
腰の位置が変わらないようにすること、
足をいっぱい動かすこと
足が動くから身体が動くこと。
自然な美しい動きを習得したいと
もがく日々です。
とにかく 師匠に満足していただけるような踊りが
出来る自分になりたいと思っています。
それがご恩返しになると思っているのですが
なかなか思うようにならず
自分自身にがっかりする日々。
ですが
根気強く続けて
少しでも美しい動きになるようにしたいと思っています。
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2021.03.05
さみしくなった。

10月の終わりより
メジロが庭に遊びに来るようになって
最近では毎日メジロが来ていたので
本当に楽しみでした。
鳥の来ない庭は
ただの庭ですが
鳥たちが来てくれる庭は 天国に少し近い
楽園だと感じるのです。
毎日 美しいメジロが来てくれるわが家の庭は
どこよりも楽園に近いと思えていました。
毎日 鳥と語り
ながめるのが大好きでした。
そして とても幸せでした。
ところが2月2日を最後に
ぱったりとメジロが来なくなりました。
正直とてもさみしくて
庭をながめているだけで泣きそうになります。
さみしくてさみしくてたまりません。
もう山にも餌がいっぱいあるから
人里に降りてこなくなるそうです。
だから私は3月はさらにさみしくて
あまり好きではありません。
もうすぐお誕生日ではありますが
私は3月はさみしくてたまらない。
孤独が好きなくせに
3月はどうしようもなくさみしい。
3月生まれだから
きっとこんなにさみしいのだと思います。
鳥の来ない庭で
わたしは 鳥が来てくれることを待つ日々です。

2021.03.02